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4.
設計
4. 1
適用範囲
タフグリーン工法が適用できるのは以下の範囲である。
表
4.1
適用範囲
項目
範囲
備考
勾配
1
：
0.5
以下
1
：
0.5
より急な勾配で実施したい場合は，研究会に問い合わ
せの上実施する。（部分的な凹凸がある場合等には，斜面が
1
：
0.3
程度までの実績はある）
吹付圧送距離
水平距離
150m
垂直高
80
ｍ
40m
以上
80m
以下の斜面については，高さ補正がかかる。
80m
より高い斜面での施工は，研究会に問い合わせの上実施
する。
土壌酸度
4.0
～
8.0
左記以外の場合，別途対策が必要。
施工面積
1,000
㎡以上
500
㎡以上
1,000
㎡未満，
500
㎡未満の現場で実施する場合
は，面積補正がかかる。
4. 2
工法の位置づけ
一般的な法面緑化工法は，長く実施されてきた播種工がほとんどである。近年は
よ
うに生物多様性に配慮した自然回復型緑化工として，自然侵入促進工・森林表土利用工・採取種
子利用工等も増えてきている。
タフグリーン工法は，一般的な播種工に区分される工法であるが，その特性から自然侵入促進
工・森林表土利用工・採取種子利用工等の活用も可能である。しかし，通常工以外に適用すると
きは，採取種子の状況や森林表土の採取･保存条件，周辺環境の条件など様々な検討が必要である
ため，研究会に問い合わせの上実施する。
図
4.1
法面緑化工の体系図
法面緑化工
植生工
播種工
植栽工
植生誘導工
森林表土利用工
自然侵入促進工
緑化基礎工
維持管理工
採取種子利用工
購入種子利用(通常工
)
タフグリーン工法施工可能
